多分、クウェートだったと思う、、、が漢字の読みには自信がない。
2月18日には、海南島で休みを取っていた。観光最小限にして、ひたすら休んだ。テレビは地元の物しかやっておらず、CCTV5(国営スポーツチャンネル)で、ワールドカップ予選を見た。後に聞くと、日本も苦戦だったようだが、中国も格下相手に相当苦戦した。
中東諸国といえば、少し前のイランのように体が強くてあたりが強くて、というイメージだったが、ワールドカップのサウジを見ても分かるように、最近はむしろフィジカルコンタクトの弱い国、というイメージが定着しつつある。日本もフィジカルが強くなっているので、昔ほどトラウマを持って苦手にする必要ないのかと思う。ましてや中国は日本などよりも体が大きく、ヘディングも強い。スピードで外から切り崩して、真ん中のフォワードの頭で勝負、というわりと単純な攻めを中国は繰り返したが、それは効果的だった。
が、アジアの国の悲しい弱点、決定力のなさがたたり、打つシュートは全てゴールを割ることがない。結局、後半遅めに入ったヘディングシュート一本で中国はホームの勝ちをやっとこさ拾ったのだった。
これは、ワールドカップ予選なら当たり前の話だ。アウェーで格上の相手とやるときは、相手はひいて守り、カウンターを狙う。常識である。日本だって、90年あたりまではそうやっていた(そういえば、88年のソウルオリンピック行きを阻んだのも、高い中国の頭だった)。欧州予選でも、強豪が弱い相手と僅差の試合をすることは多い。要は、勝ち点を稼いで予選を通過すればよいので、結果重視でいくより他ない、、、予選の場合は。チームはどんどん手を加えていけばよいが、98年予選のようなヒステリックな反応は、あるいはその対極にある無関心はご免こうむりたい。