On Becoming Childwise: Parenting Your Child from Three to Seven Yearsは子育て本である。具体的で、役に立つ。成長に応じて「しつけ」を重んじる筆者のやり方は、初期教育が対極的に未熟な米国と日本では有用かもしれない。
その一方で、dicipline, correct, standardなどのきわどい言葉を乱用しすぎており、また、「親に都合のいい子ども」を育てようという意図も私には虫が好かない。筆者らがいうstandardが新旧聖書をベースにしたものに過ぎず、それはあくまでone of themである、という点にも注意したい。